0144【ボードゲームレビュー】「ごいた」古来から伝わる伝統ゲームの名作。
(はじめに)
こんばんは。
「しのボド」しのざきです。
このブログは愛媛県のボードゲーム愛好家が面白いゲームを紹介しているブログです。
今回は日本古来から遊ばれていたという伝統あるゲームから「ごいた」を紹介したいと思います。
(本編)
・将棋の駒を使ったチーム戦。
ゲームの目的は手元の持ち駒をすべて出し切り、チームとして150得点を獲得することを目指します。
今回紹介するごいたはカードタイプになっていて手元に配られたカードを出し切り早く上がることをまず目指します。
上がった時の状態に応じてチームに得点が加わります。
・攻めを受ける。
ゲームの実際の流れは次の二択です。
1.攻めを受ける。そして攻める。
2.パス
1.攻めを受ける。そして攻める。
ごいたで使用するカードは将棋の駒でお馴染みの「飛」「角」「金」など8種類あります。
プレイヤーは手前に手番を終えたプレイヤーが攻めてきたカードを受けるところから始まります。
攻めを受けることができなければパスしなければなりません。
受けとは攻めで使われているカードと同じカードを出すことを言います。
手前のプレイヤーが「金」で攻めてきた場合、自分も「金」を出すことができれば受け成功です。
受けをできれば初めて自分も攻めることができます。
この時の攻めカードは任意のカードを選択して出すことができます。
プレイヤーが最初に配られるカードが8枚です。
順調に受けて攻めることができれば一回の手番で2枚のカードを使うことができるため最短で4手番で上がることができます。
このようにして、手札を出し切ることを目指します。
・得点の入り方。
上がったプレイヤーは得点を獲得できます。
その得点の計算方法ですが、最後に出したカードの種類で得点が異なります。
10点から50点まであり、簡単に言うと総枚数が少ないカードで上がることができれば得点が高くなります。
また、カードを配られた時点で特定の条件を満たせば即得点が得られる手役というものがあります。
手役があると即ラウンドを終了して次のラウンドになります。
例えば、ゲーム中すべてで10枚ある「し」カードを最初の8枚で6枚持っていると「6し」という手役が付き得点を即得られます。
たった8枚しかないカードを操り、深い駆け引きを楽しむチームゲームになっています。
ぜひ機会があればプレイしてほしいです。
今回も読んでいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
では。