097【ボードゲームレビュー】【お手軽】「マメィ」ユニークな豆売りゲーム。
「マメィ」
デザイナー 矢沢賢太郎
アートワーク 井上磨
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 20~30分
対象年齢 10歳以上
メーカー HoyGames
(はじめに)
こんばんは。「しのボド」しのざきです。
このブログは愛媛県のボードゲーム愛好家がボードゲーム関連の情報を公開しているブログになります。
今回は、2019年秋のゲムマで注目されている「プロジェクトユニバース」を発売する国産メーカー「HoyGames」さんの人気作「マメィ」について紹介したいと思います。
(本編)
「ゲームの目的」
豆を収穫して、売りましょう。そしてより高い勝利点を獲得しましょう。
「ゲームの流れ」
プレイヤーが手番にできることは次の三種類です。
・豆の収穫。
・豆の売却。
・商人の雇用。
それぞれ説明したいと思います。
・豆の収穫。
カードが豆を現しています。
カードの山から三枚のカードを裏向きで横に並べておきます。
この三枚を1の畑、2に畑、3の畑とします。
プレイヤーはこのうち一つの畑を選んでカードを獲得します。
しかし、獲得の仕方に特徴があります。
獲得する際、1の畑から裏向きのカードをめくって畑のカードを確認していきます。
もし、1の畑が良くなければ、2の畑のカードを確認することができます。
このとき1の畑はもう選ぶことはできません。
2の畑も必要ないと選択すれば、3の畑も確認することができます。
例えば、2の畑を選択するとします。
そうすると、このターンのプレイヤーが収穫を終えた後、畑に豆カードがなくなってしまいますのでカードが補充されます。
この時、表にされた畑すべて補充がかかります。
したがって、1の畑にもカードが一枚補充され、畑には都合2枚の豆カードが存在することになります。
次のプレイヤーはもし1の畑を収穫することを選択するとカードを2枚獲得できます。
より自分の欲しいカードを獲得したいのですが、選り好みしていると他のプレイヤーに複数枚のカードを獲得するチャンスを与えてしまいます。
カードの所持は7枚までという条件があります。
・豆の売却。
特定の組み合わせになった豆カードを売却します。
組み合わせは三種類です。
・同じ色、数字の連番。
「青1、青2、青3...」
・同じ数字、同色の複数枚。
「青1、青1、青1...」
・同じ数字、異なる色の組み合わせ。
「青1、桃1、緑1...」
豆カードは複数の配色で、1から5までの数字がそれぞれあります。
この組み合わせをそれぞれたくさんの枚数で作れば作るほど得点を高く獲得することができます。
それぞれ2枚の組み合わせから売却することができますが、得点は少ないです。
しかし、ゲームの流れを見ながらどこまで豆を温存して売却するかがゲームのみそになります。
ゲームは予想以上に展開が早いので、温存しすぎると豆を売却できないままゲームを終えてしまいます。
また、ゲームのポイントなのですが、それぞれの組み合わせでセットを組んだ枚数から得点が獲得することができるのですが、早い者勝ちで得点が少なくなっていきます。
例えば、同色連番で組み合わせを3枚でつくり売却したとします。
そのプレイヤーは高い得点を獲得します。
しかし、二番目に同じ組み合わせを作り売却したプレイヤーは得点を少ししかもらえない仕組みになっています。
より早く組み合わせを作り売却した方が得なシステムになっているのもゲームの面白い点です。
・商人の雇用
豆を売却するときに得点を獲得するには商人が一人必要になります。
この商人はゲーム開始時に4人獲得して始まります。
ゲーム中に4つの承認があれば、十分ではありますが商人を得点獲得意外に失ってしまうケースがあります。
豆カードにはジョーカーとしてxカードがあります。
このカードは、どの数字にもなるカードですが、使用すると商人を一人失います。
有効なカードではありますが、使用には注意が必要になります。
(まとめ)
絶妙なタイミングで豆を売るゲーム「マメィ」の紹介でした。
お手軽に遊べてかつ、駆け引きも楽しめるゲームです。
今年の「プロジェクトユニバース」旋風に乗って「マメィ」もまた売り上げを伸ばすのではないでしょうか。
初心者の方も遊びやすいシンプルなルールも魅力です。
ぜひ遊んでみてください。
今回も読んでいただきありがとうございました。
またよろしくお願いします。ではでは。
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