048【ボードゲームレビュー】【お手軽】「アブルクセン」カードコントロールで上がりを目指そう。
「アブルクセン」
デザイナー Wolfgang Kramer Michael Kiesling
プレイ人数 2~5人
プレイ時間 25分
カードサイズ 59×90 〈ユーロサイズ〉
(はじめに)
こんばんは。しのざきとボドゲ会略して「しのボド」しのざきです。
このブログは愛媛県のボードゲーム好きなものがおすすめのボードゲームを紹介するブログです。
今回は、カードコントロールしていち早い上がりを目指す名作ゲーム「アブルクセン」をご紹介したいと思います。
(本編)
「ゲームの目的」
配られた手札をいち早く出し切りましょう。
出し切ったプレイヤーが一人でもいれば、即ゲームは終了して得点計算に移ります。
このゲームを人数分のラウンドをして、得点を最も多く獲得したプレイヤーが勝利します。
得点はラウンド終了時に置かれてある目の前のカード枚数一枚につき1点です。
注意すべきは手元に出しきれず残ったカードは一枚につきマイナス1点です。
「ゲームの流れ」
プレイヤーは手番で、手元にあるカードを自分の目の前に他のプレイヤーが見えるように出していきます。
出し方はカードを1枚から同じ数字を複数枚出せます。
カードには1から13までの数字が書かれています。
Xというカードもありますが、これは一枚では13に勝るカードでまた、他のカードと組み合わせて使うと組み合わせたカードの数字になります。「333=3xx」
同じカードは何枚でも手元にあれば一気に出せます。
より早くカードを出し切るのには効果的です。
このゲームの面白い点はまず他のプレイヤーを攻撃できます。
プレイヤーがカードを出したとき条件を満たせば必ず攻撃が起こります。
その条件とは、他のプレイヤーが出しているもっとも最新のカードが、自分の出したカードと比べて低い数字があった場合。かつ、一回に出した枚数が同じ場合、攻撃が発生します。
・カード枚数が同じ。
・自分のカードがより大きい数字。
攻撃が起きると次のどれかを選択して解決しなければなりません。
①攻撃したプレイヤー
・他のプレイヤーの攻撃対象カードを手元に獲得する。
これをしなかった場合②へ。
②攻撃を受けたプレイヤー
・対象のカードを手元に戻す。
・または、対象のカードを破棄して場に公開されている新しいカードを対象となるカードと同じ枚数獲得する。
ゲームで使う残りカードの山札がプレイヤーの手の届くところに置かれていますが、山札の隣には常にプレイヤーが攻撃の解決で選択できる表向きのカードが六枚公開されています。
解決時に選択され、獲得されるとまた新しいカードが公開されて都合六枚になるように表向きに公開されます。
カードを出し切りたいのですが、他のプレイヤーからの攻撃を掻いくぐりながら上がりを目指さなくてはなりません。
その際には、あえて攻撃されないようにカードを獲得する選択を強いられる場面もあります。
そのタイミングを考えるにいいジレンマが聞いている名作ゲームとなっています。
(まとめ)
カードコントロールの押し引きがアツいカードゲーム「アブルクセン」の紹介でした。
攻撃の処理さえ覚えてしまえばお手軽に遊べると思います。
カードの量が少し多いゲームなのでカードシャッフルが少し手間がかかってしまいますのでそこだけが注意です。
ぜひとも遊んでみてください。
今回も読んでいただきありがとうございました。またお会いしましょう。