しのざきとボドゲ会🎲

主にボードゲームを紹介するブログです!

030【ボードゲーム レビュー】【本格】「老師敬服」敬服は甘くない。

f:id:bgbscbk:20190507201034j:image

「デザイナー」矢沢賢太郎

「プレイ人数」3~5人

「プレイ時間」45~60分

 

(はじめに)

こんばんは。「しのボド」しのざきです。

このブログは日夜ボードゲームを遊んでいる田舎者が体験談をゆるゆると書かいているブログです。

 

今回は以前やらせてもらった作品から。

クラウドファンディングで多くの支持を得た人気国産ゲーム「老師敬服」を紹介したいと思います。

 

(内容物)

カード類、ついたて、厚紙のタイル、資源の駒等が入っていました。

詳細を記載できなくて申し訳ありません。

 

(ゲーム紹介)

「背景」

プレイヤーは武家を担いより優れた門下生を育てます。

弟子は下積みのときはお使いをしないといけません。しかし、修行を重ね来る武闘大会でよい成績を残せば、皆が憧れるような立派な門下生になるでしょう。

より優れた武家はいったいどちらでしょう。

 

「目的」

弟子を育てることや、奥義を習得することで得点を獲得して勝利を目指します。

プレイヤーはそれぞれ異なった武家を担当します。

武家によって、弟子のステータスは異なります。

 

「流れ」

・言伝。[どの弟子に何をやらせるか計画の時間。]

・アクション。

・武闘大会「二周目から。」

 

プレイヤーはまず、自分の弟子たちにどのような修行[アクション]をさせるかを選択します。

 

最初の弟子は三人です。

弟子はカードで表されています。

 

彼らが行う修業はタイルを用いて示します。

横並びに置いた弟子カードの上の部分にそれぞれにさせたい内容の修行タイルを置いていきます。

 

修行タイルは特徴的な作りになっています。

タイルの上下で、異なった修行の内容になっています

1つのタイルに2種類のアクションが示されているということです。

つまり、タイルの一方を使うことを選択したら同じタイルの他方は今回使えません。

 

最初は修行タイル三つでスタートしますが、選択できる修業は全部で6種類あります。

 

弟子カードの置き方、修行の内容を自分で自由に順番を決めて選択します。

 

弟子のアクションは左に並んでいる弟子から解決されます。

各プレイヤー同じように弟子の配置、修行内容を選択しています。

各プレイヤー左の弟子を解決して一周したら2番目の弟子を解決します。

そのようにして、全ての弟子アクションを解決します。

 

修行の内容によって時に、弟子を熟練させられます

特定のコストを支払うことができれば、弟子カードを裏向きにして弟子を強化することができます。

 

弟子のアクションで、弟子を増やすこともできます。

 

弟子を増やすことはゲームも有利に進めることができますが、弟子を育て上げることができなければ、最終的に失点になってしまう弟子もいます。

 責任をもって、育てることができる範囲で弟子は入れなければなりません。

 

このゲームの特徴的な点はアクションの解決時にできる[敬服]という行為です。

 

この敬服は、他のプレイヤーが行っているアクション内容を自分もしたいと思えば敬服すると言ってコピーすることができます。

 

その代わり、敬服には敬服チップを一枚相手に与えなければなりません。

これを持っていないと敬服はできません。

 

また、敬服チップは二つで勝利点1点をもたらします。

 

コピーするのは得なのですが、相手に勝利点につながるものを与えてしまうリスクを考えて行わなければなりません。

 

一週目はありませんが、二周目から一番右に位置している弟子が武闘大会に参加することになります。

 

[武闘大会]

各プレイヤーの選ばれた一人の弟子を競わせあいます。

 

勝敗を分けるのは、弟子の武力です。

 

武力は弟子もともと持っているポイント

+アクションフェイズで付帯させたアクションタイルのポイントで競います。

 

強化した弟子は武力ポイントも強化されます。

 

大会で一位、二位、三位になればラウンドに応じた報酬が獲得できます。

なお、武闘大会に参加した弟子は次のラウンドでは使うことができなくなります。

 

言伝→アクション→武闘大会。

この一連の流れを五ラウンド繰り返して勝利ポイントを競います。

 

(まとめ)

みんなに敬服してもらえる弟子を育てていき勝利を目指すゲーム「老師敬服」の紹介でした。

 

「ネガティブ・ポジティブポイント」

ネガティブな点ですが、プレイの際はかなりスペースが必要になります。

それぞれの弟子がどのように動くかを選択するときは、他のプレイヤーに見られないようについ立で手元を隠してプレイします。

狭いところでプレイしたら、他人の手元が見えてしまうかもしれません。

また、修行を解決するときに衝立が少し邪魔になるとの声もありました。

 

一方ポジティブな点ですが、プレイに飽きない点です。

武家の種類が豊富にあることと、特定の弟子が毎回変化することで毎回勝ち筋を考えさせられるところが面白いところだと感じました。

ゲーム中より、優れた修行タイルを購入することができるのですっが、その修行タイルの売り場も毎ゲーム異なります。

さらに、追加で呼べる弟子も毎回使えるタイミングが違うため、様々なゲーム展開で遊ぶことができます。

 

評判通りのやりごたえのあるゲームでしたのでぜひ遊んでみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

またよろしくお願いいたします。

 

老師敬服 Master of Respect

老師敬服 Master of Respect