029【ボードゲーム レビュー】【お手軽】「ゲシェンク」そのカードいりません。
「デザイナー」Thorsten Gimmler
「プレイ人数」3~7人
「プレイ時間」20分~
(はじめに)
こんばんは。「しのボド」しのざきです。
このブログは四国は愛媛県でひっそりとボードゲームを遊んでいる田舎者が体験談を書いたブログです。
今回は、お手軽なカードゲームの紹介です。
カードをプレゼントされても、絶対にもらいたくないと思ってしまうゲーム「ゲシェンク」を紹介したいと思います。
(内容物)
箱のサイズは、9.5×12㎝の小箱です。「ニムト」サイズです。
中には説明書、カードとチップが入っています。
カードサイズは56×87mmです。
ドイツゲーム用スリーブ ユーロサイズ56mm×87mm用【厚口】スリーブサイズ58mm×89mm 100枚
カードの質感は、ざらざらしていて光を照らすと格子状の細工が見えます。
比較的質がいいと思いました。
(ゲーム紹介)
「目的」
ゲーム終了時にだれよりも失点を少なく済ませたプレイヤーが勝利します。
最初に特定枚数のチップをもらってゲームを開始します。
「流れ」
プレイヤーは手番に二つのうちどちらかを選びます。
・カードをもらう。or もらわない。
最初に手番になったプレイヤーは山札のカードを一枚めくります。
カードには数字か書かれており、3~35までの数字があります。
このめくられたカードを受け取るか、否かそれを選択するだけです。
カードを受け取ることを選択した場合カードは手元に表向きで置き獲得したことになります。
このカードの数字は失点を意味しています。
受け取りたくなければ、選択の対象であるカードの上にチップを一枚置きます。
チップはゲーム終了時に+1点として計算します。
対象のカードを獲得することを決めたプレイヤーが上に載っているチップをすべて獲得します。
これだけではだれもカードを取らず、ゲームになりません。
ゲームのカギを握るのは、数字の連番です。
もしプレイヤーが獲得しているカードのうち数字が連続で連なっている数字があれば、連続している数字の最も小さい数字の失点だけで他のカードはカウントしません。
例えば、8、11、12、13、14とカードを計五枚持っていたプレイヤーがいるとします。
そのプレイヤーの失点は、「8+11=19」となります。
相手がどの数字を獲得しているかは見えているので、この仕組みで作戦は広がるでしょう。
(まとめ)
カードの受け取りをタイミングよく選択するゲーム「ゲシェンク」でした。
「ネガティブポイント」
シンプルなゲームですので、少し運の要素があります。
単純に少ない数を引き当てるプレイヤーは有利です。大きい数字をどのようにかわすかが技量の試される点ですが、どうしても小さい数字を連続して引くプレイヤーに勝つのは難しいでしょう。
「ポジティブポイント」
他人と争いあうのがお好きな方はかなり好きかもしれません。
数字の連続を作りたいのは丸見えなので阻止するのは簡単にできます。
その選択の重要性を見極める力も奥が深く楽しんでくれるのではないかなと思います。
実際に、ルールブックに書かれているわけではありませんが、選択ルールとして特定枚数山から抜いて、そのカードをそれぞれ一枚ずつプレイヤーが確認してゲームを行うなんてこともやってみました。
これも、ブラフ要素が入りとても楽しかったのでお勧めです。
ゲームバランスは人数等で適当にとるのでいいと思います。
お手軽な駆け引きゲームとしておススメです。
今回も読んでいただきありがとうございました。また、お会いしましょう。