019【ボードゲーム レビュー】【本格】「アグリコラ 牧場の動物たち」名作アグリコラの二人専用ゲーム。
「デザイナー」Uwe Rosenberg
「プレイ人数」2人
「プレイ時間」30分~
(はじめに)
こんばんは。「しのボド」しのざきです。✌🏻
今回はボードゲームの名作「アグリコラ」のシリーズから二人用に作られた「アグリコラ」通称「フタリコラ」のご紹介をしたいと思います。
(コンポーネント)
20×20㎝の箱に説明書、共通ボード一枚、個人ボード二枚、拡張ボード四枚、建物タイル九枚、その他資源や家畜の駒、スコアシートが入っていました。
家畜駒は「牛」「羊」「馬」「豚」それぞれ作りこまれている印象を受けました。
写真は、英語版になっていますが、日本語版も流通しています。
しかし、2019年4月現在は入手困難になっているみたいです。
また、僕のものは基本のゲームに拡張セットも追加で入れているため、紹介していないものも映り込んでいます。ご了承ください。
(ゲーム概要)
「背景」
プレイヤーは家畜農家になり、それぞれの家畜をどれだけ増やせるかを競い合います。
家畜を多く養うにはより効率的農地の使用が不可欠になります。
一体優秀な家畜農家はどちらなのでしょう。[毎度すいません、個人の想像の物語です。]
「目的」
より多くの家畜を農地に所持することを目的としたゲームです。
ゲームの勝利点を簡単に説明すると、
・それぞれの家畜数を照らし合わせた表から入る勝利点。[家畜の種類によって勝利点の率が違います。]
・拡張した農地一つにつき勝利点。[ただし農地を余すことなく使っているに限る。]
・建設した建物の価値。
「ゲームの終了条件」
ゲーム中の小さな一周[ラウンド]を八回行うとゲーム終了になります。
わずかしかないラウンドを計画立てて効率よく進めていかなければなりません。
では、どのようにゲームを進めていくかを説明します。
「ゲームの流れ」
[アグリコラ]を現す代表的な言葉で[ワーカープレイスメント]という用語があります。通称[ワカプレ]
ワカプレとは、自分の手番に行うことのできるアクション数を、労働力[ワーカー]と見立てて使われるゲームジャンルの名称です。
自分の限られたワーカーをどのように使うのが効率的かを考えるゲームになります。
手番にできることは、アクション選択です。
アクションは複数存在しています。そのうちのアクションを大雑把に説明ると。
[アクションの種類]
・資源の調達〈木材、石、麦それぞれ別アクションとしてあります。〉
・家畜の調達〈羊、豚、牛、馬それぞれ別アクション〉
・農地に塀を作る。
・小屋を建てる。等
アクションは毎ラウンドのスタートプレイヤーから、相手と交互にアクションを選んでいきます。
また、一ラウンドで行えるアクションは一人三回までです。
さらに、一度どちらかが選択したアクションはラウンド中、同じものを選択することは基本的にできません。
行いたいアクションは先にしなければなりません。
「家畜について」
ゲーム中家畜をたくさん飼うことを目指しますが、家畜の飼い方にルールがあります。
[家畜を飼える場所]
・塀に囲まれた農地。
・建物。
解放された農地に塀を作る[アクション]ことで初めて家畜を飼うことができるようになります。
囲まれた農地一区画につき家畜を二匹飼うことができます。
また、同じ区画には一種類の家畜しか買えません。
建物を建てると家畜をその中で家畜を飼うことができます。飼うことのできる家畜数は建物タイルに記載されています。
お得情報は、建物に隣接する農地は、隣接部分を塀があるものとしてみなされます。
展開して区のうちは各々別々に存在します。
ゲーム中農地の規模を拡大[アクション]することもできます。
より多くの家畜を飼うことができるのですが、わずかな時間で効率的に機能させることは簡単ではないでしょう。
おおざっぱではありますが、異常に条件をもとに優秀な家畜農家を目指すゲームとなっていました。
(まとめ)
限られた、ワーカーを操り効率的な農業経営を目指すゲーム「アグリコラ 牧場の動物たち」でした。
「ネガティブ・ポジティブポイント」
ネガティブな点は、運の要素がほとんどなく経験者有利になってしまう点です。
選択できるアクションは固定ですし、毎回何かが変化したりする要素がないため、経験値がものをいうゲームになるかと感じました。
できるだけ、同じスタートラインでゲームを進めていってほしいと思います。
ポジティブな点として紹介したいのは、そのようなネガティブな点を払拭するためにゲームの拡張セットが販売されています。
どのような拡張かといいますと、建物の種類が大きく増えます。
基本セットでは、4種類しかない特別な建物が約30種類ほど追加されます。
ユニークな点は、その建物のうち毎回無作為に4つの建物を選んでプレイするようになるところです。
これにより毎回違ったゲーム展開になります。
例えば、建物によってはある特定の家畜が増やしやすくなるなど、
ゲームの勝ち筋が格段に広がりゲームのたんぱくさを解決させてくれるものになっています。
少し残念な点は、2019年4月現在で入手が困難になっている点です。
もし入手できる機会があれば、拡張を加えて遊んでみるのもおすすめです。
アグリコラ 牧場にもっと建物を (Agricola: All Creatures Big and Small, More Buildings Big and Small) 日本語版 ボードゲーム
基本セットでも余りがちになりすぎず、のんびりとプレイするのであれば十分かとも思います。もし興味を持たれた方は試してみてはいかがでしょうか。
本日も読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
アグリコラ 牧場の動物たち (Agricola: All Creatures Big and Small) 日本語版 ボードゲーム
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