026【ボードゲーム レビュー】【お手軽】「スカル」何枚バラが引けるでしょう。
「デザイナー」Herve Marly
「プレイ人数」3~6人
「プレイ時間」45分~
(はじめに)
こんばんは。「しのボド」しのざきです。
今回は人間性のあらわれるかもしれないブラフゲーム「スカル」のご紹介です。
これまた盛り上がりました。おすすめのゲームなので紹介したいと思います。
(コンポーネント)
14×14㎝の小箱に説明書と丸い厚紙上のカード、カードを乗せるコースターが内容されています。
厚紙仕様なのでかなり丈夫な印象を受けました。
(ゲーム概要)
「背景」
美しいバラにはとげがある。
美しいバラを選びつつけましょう。
ときには美しいバラにドクロ忍ばせている者もいます。
ドクロを手にしてしまうと大変なことになるでしょう。
真実を見定めバラを引き当てるのです。
「目的」
バラカードを特定の数引き当てることを目的としたゲームです。
各プレイヤーはそれぞれバラカード三枚、ドクロカード一枚を持っています。
それぞれのプレイヤーは違いが分かるように異なるデザインのカードになっています。
「流れ」
手番にすることは、二つのうち一つ行います。
・任意のカードをコースターの上に置く。
・バラカードを引く。
最初の一周目だけは、任意のカードを置く選択しかできません。
二週目以降、バラカードを引くことができます。
具体的に説明すると、各プレイヤーが目の前に重ねているカードから、自分が引き当てることができそうなバラの数を他のプレイヤーに宣言します。[一以上の数]
そして、自分コースターに置いているカードも含めて他人のカードをめくっていきます。
一番最初にめくるのは、自分のすべてのカードです。
その後、自由に各プレイヤーのカードを選びます。
ただし、カードは上に上に重ねられていますので、上から一枚ずつ引いていきます。
このアクションで宣言通りの枚数バラを引くことができれば、一点です。
ゲームは二点獲得したプレイヤーの勝利となります。
ポイントはめくるカードの枚数宣言ですが。この時他のプレイヤーは枚数を競り上げることができます。
宣言したプレイヤーを上回る数字を言うとチャレンジ権が上回ったプレイヤーに移ります。
次に、ここで重要となるのがドクロカードです。
ドクロカードを宣言する数字に達していない状態で引くと直ちに失敗に終わります。
この時失敗したプレイヤーは自分のカードを無作為に一枚破棄して次のゲームから使用できるカードが一枚減ります。
ドクロカードが破棄される展開もあり得ます。
二週目以降もカードが積み重なり選択できる数字が大きくなる場合、各プレイヤーがどのタイミングでドクロを仕込ませているのか、考える必要があります。
(まとめ)
ドクロをいかにばれないように出し、自分はバラを正確に引き当てるゲーム「スカル」の紹介でした。
「ポジティブ・ネガティブポイント」
ポジティブな点は、単純なゲームルールなのに奥の深い駆け引きがある点です。
プレイヤー同士の心理戦もかなり厚い展開が繰り広げられそうです。
ネガティブな点は、守り一辺倒になってしまうと盛り上がりに欠けてしまいます。このゲームは勝利にどん欲にプレイすることをお勧めしたいです。
宣言に失敗してカードを失うことは場合によってはかなり不利になってしまいますが、それすらもブラフで乗り切るのです。
また人数も多ければそれだけ面白みが増すゲームかと思います。
仲のいい友人たちで遊ぶのもおすすめですし、個人的には女子会なんかで遊ぶのもおすすめじゃないかなと思います。
女性は考えるゲームより心理ゲームがお好きな印象が個人的にはあります。
試してみてはいかがでしょうか。
今回も読んでいただきありがとうございます。またよろしくお願いいたします。