しのざきとボドゲ会🎲

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021【ボードゲーム レビュー】【お手軽】「ウミガメの島」すごろく+チキンレース?

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「デザイナー」Alex Randoloph

「プレイ人数」2~7人

「プレイ時間」30分~

 

(はじめに)

こんばんは!「しのボト」しのざきです。

今回はボードゲームにまだ馴染みのない方にお勧めしたいお手軽ゲーム「ウミガメの島」をご紹介したいと思います。

 

コンポーネント

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23×23㎝の中箱に5ページほどの説明書、プレイボード一枚、サイコロ3つ、カラフルな木駒7つ、カード一式がないようされています。

プレイボードはオモテ面と裏面のリバーシブルなデザインなのですが、ゲーム的な変化は無いようです。

ちなみに、裏面は景色が夕暮れになっています。

カードサイズは59×91㎝です。「ユーロサイズ」

ボードゲームスリーブ 61×94mm [300枚]

カードは傷みにくいしっかりとした質感でした。

 

(ゲーム概要)

ウミガメたちは主産を目前にして、島を回りながら浜辺を目指しています。

賢いウミガメは足の速いウミガメにおんぶしてもらい島を進む者もいます。

たくさん卵を産むウミガメはいったいどのウミガメなのでしょう。

 

「目的」

プレイヤーはウミガメの駒を操り浜辺にたどり着くことを目指します。

プレイボードはウミガメが進む島を現していて、島の周りは進むべき道のりをマス目として表しています。

このマス目をサイコロの出た目で進めていきます。

21のマス目が浜辺を現しています。

浜辺にたどり着くと無事産卵が完了したことを現すカードが獲得できます。

カードには無作為に1~6の数字が書かれています。

これがゲームの勝利点です。

浜辺に到達したらまた1からスタートしてウミガメ駒を浜辺へと向かわせます。

浜辺のカードがなくなればゲーム終了です。

 

「ゲームの流れ」

サイコロを振る。

ウミガメを進める。

 

ウミガメの進め方はサイコロを振り、降ったサイコロの目が移動歩数となります。

このゲームの特徴は、サイコロを任意で1個ずつ3個まで降ることができますが、バースト[ドボン]があります。

三個まで触れますが、合計8以上になると振り出しのマスに戻ります。

また、もしサイコロを2個、3個振ることができれば出た合計数にさらにサイコロの数だけ倍にできます。[つまり、2個のサイコロを振り、出目が5だった場合 5×2=10歩 進められます。]

もし、3つのサイコロを振り合計数7だった場合 7×3=21 スタートからいきなり浜辺に到達することができます。ゲーム中不利な展開でもドラマチックな逆転劇があるかもしれません。

浜辺のマスにぴったりとゴールすることができれば、カードを2枚獲得できます。

 

さらにゲームの面白い点なのですが、ウミガメを進めていくと既に他のプレイヤーがいるマスに止まる場合があります。

その場合、他のプレイヤーのウミガメの背中に乗っかれます

そうして、他のプレイヤーの移動でも自分のウミガメを進められます。

さらに、乗られているプレイヤーにサイコロの振り方を命令できます。

しかも最終的に、浜辺に到達したら上に乗っかっているウミガメプレイヤーがカードを獲得します。

下で乗られていたプレイヤーはなにも獲得できません。

浜辺を超えて、再スタートするときにウミガメを下せます。

非常にシビアですが、この同乗はウミガメ何匹でもできます。

ウミガメがどんどん重なっていく姿は思わずクスッとします。

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(まとめ)

サイコロを使ったウミガメのチキンレース「ウミガメの島」の紹介でした。

「ポジティブ・ネガティブポイント」

ポジティブな点ですが、サイコロを使って遊ぶので初心者の方と経験者の方とのレベルの差は出にくいと思います。大人から子供まで遊べて軽く遊べるファミリーゲームには最適ではないかと思います。

また、友人同士や飲み会の場でもかなり盛り上がるゲームかとも思います。

サイコロ運の強いゲームだけあって少し考えるゲームがお好きな方は物足りなくも感じるかもしれませんが、

浜辺に到達したらもらえるカードが公開されていることから今回の一周はあまり得点が高くないので大胆なサイコロの振り方をしてみるなど考えどころもしっかりあるゲームかと思います。

 

ネガティブな点ですが、どうしても少人数では盛り上がりに欠けます。少ないプレイヤーで遊ぶときは説明書の推奨ルールでウミガメを2つ担当することが書かれています。

やはり、多人数でわいわい遊ぶ面白さにはかなわないかなと感じてしまいました。

おすすめは5人以上はいた方が盛り上がるのではないかと思います。

今回も読んでいただきありがとうございました。

また、お会いしましょう。