0161【雑談編】重量級ゲームのインストについて。
(はじめに)
こんばんは。
「しのボド」しのざきです。
このブログは愛媛県のボードゲーム愛好家がボードゲームに関するいろいろなことについて個人の見解を紹介しているブログです。
今回はゲーム時間が長めでルールの多少複雑になっているゲーム「重量級ゲーム」をプレイヤーにルール等説明する際に考えたことを紹介したいと思います。
(本編)
・重量級ゲームのインストについて。
私は普段自身の持っているゲームを友人に紹介してプレイする機会が多いのでゲームのルール説明をすること「インスト」をする役をします。
そこでいつも考えることは重量級ゲームをどのようにインストするかです。
重量級ゲームはプレイヤーの中には参入障壁が高いと考える方もいると思います。
理由としてはゲームの複雑さまた長丁場になってしまう点もあります。
そのほかにもルール説明が難しい点や説明を理解することも面倒という点もあると思います。
そこで少しでも障壁を低くする方法としてインストをする側の工夫が不可欠になってくると考えています。
私次第でゲームが面白いか面白くないかが決まってしまうのではないかというくらいインストは大事にしています。
・ひとまずプレイしてもらう。
実際にどのようにプレイしてもらっているかですが、すべての細かい要素を説明する前に実際にプレイしてもらっています。
長々と座学をするのも大切ですが実際に体を動かしながらその状況で必要な知識を説明した方がわかりやすいと考えたからです。
しかし、最低限の情報だけは事前に説明します。
具体的には勝利条件と点数に影響を及ぼす要因です。
それ以外のゲームの流れなんかは実際にプレイしてもらった方が早いと考えます。
・初見プレイは勝敗を考えない。
当然このインストではプレイヤーは全体的なイメージをとることができていないためベストなプレイをすることが難しいです。
私のゲーム会では初見は勝敗を気にしないことにしています。
いきなりきっちりとゲームをしてしまうとそれこそゲームをうまく理解できなかったプレイヤーからしたら思うようにプレイできず苦手意識がついてしまうと思います。
一度プレイしてみてどんなプレイであっても皆をねぎらって次のプレイへポジティブな気持ちで向かわせるのもインストをする人の役目だと思っています。
また、よくある重量級ゲームの説明時に起こることでルールミスがあります。
インスト側としてはこれをできるだけしないように心がけることは必要なのですが別にルールミスが起こったからといって面白くないわけではないと思います。
ルールミスをしてしまわないように非常に神経を使うことを理由に重量級ゲームを敬遠する方も多いと思います。
しかし、ボードゲームでのルールミスもまた一興であると考えています。
もしルールを一部誤ってプレイしたとしても誰か一人がとても強いわけではない限り平等にルールが変更されているだけととらえればいいのです。
酸いも甘いも同じなのでその中でプレイを進めまずは楽しみましょう。
そして、あまりにも苦しかったり優しかったりした初見プレイの話をネタに笑いあえばいいのです。
先日プレイした「アグリコラ」では思い切りルールミスをしてしまいました。
プレイヤーの初期の食料を0でプレイして、さらに食糧1つで家族一人養うことができると勘違いしたところ食料供給時に物乞い連発の非常に苦しいゲームになりました。
序盤で「漁」を取り合い大荒れになるプレイを後日笑いあいました。
したがって重量級ゲームをプレイヤーにルールを完ぺきに教えてプレイすることにこだわらずまずはやってみて失敗を恐れずプレイすることで楽しくプレイすることができるのではないかと私は考えています。
重量級を愛する皆様はどのように紹介していますか。
いろいろな工夫をぜひ教えてください。
今回も読んでいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。