0142【ボードゲームレビュー】「凶星のデストラップ」エイリアン対人類の非対称協力ゲーム。
(はじめに)
こんばんは。
「しのボド」しのざきです。
このブログは愛媛県のボードゲーム愛好家がおすすめのゲームを紹介しているブログです。
今回は珍しい1人対それ以外で競い合う非対称協力ゲーム「凶星のデストラップ」について簡単に紹介したいと思います。
(本編)
・人類は脱出、エイリアンは制圧をも目指す。
ゲームの背景は未知の惑星に迷い込んでしまった人類とその星の生命体エイリアンとの攻防となっています。
一人のプレイヤーはエイリアンとなって他のプレイヤーを制圧することを目指します。
その他のプレイヤーは皆が制圧される前に惑星から脱出することを目指します。
・エイリアンに見つからないように意志力をためよう。
実際のゲームの流れは次のようになっています。
・ラウンド
1.探索
2.狩猟
3.偵察
4.終了
これを繰り返してゲームを進めます。
1.探索
ゲームは主にカードを使ってプレイします。
この探索フェイズではまず人類側が惑星のどこへ向かうかを決定します。
手元にあるカードは惑星の場所を現していてそのうちの一枚を裏向きで起きます。
それぞれの場所には選択したことで得られる恩恵がそれぞれ異なります。
様々なリソースを得るなど自身の状況に応じて場所を選択していきます。
2.狩猟
このフェイズでは反対にエイリアンが向かう場所を決定します。
惑星の向かう場所は共通です。
ここでエイリアンは人類側が行こうとしている場所を指し示すことができればいいというわけです。
また、ゲームが進むにつれてエイリアンは場所をたくさん選択できるようになったりします。
3.偵察
ここで人類側の目的地を公開します。
その時、エイリアンが人類側のプレイヤーが行こうとしていた場所に行くことができていれば、人類側がその場所で得ることができた恩恵を無効化します。
さらに、人類側プレイヤーの意思を一つ取り除きます。
プレイヤーはもともと意思という駒を3つずつ所持しています。
この意思を3つ失うとエイリアンの制圧メーターが一つ上昇します。
4.終了
人類側は場所を示すために使ったカードを捨て札に送り、救援メーターを一つ上昇させます。
カードは使い捨てのため、しっかりとより有効な場面で使用することを心掛けなければなりません。
また、1.探索フェイズで人類側は任意の個数意志を支払うことでカードを取り戻すことができます。
このような流れでエイリアン側と人類側のパラメータを先に上昇しきることができた陣営側が勝利します。
正体隠匿ゲームとはまた違ったプレイ感を味わえるユニークなゲームでした。
ぜひ遊んでみてほしいです。
今回も読んでいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
では。