0152【ボードゲームレビュー】「クランク」デッキ構築でお宝を奪い取れ。
(はじめに)
こんばんは。
「しのボド」しのざきです。
このブログは愛媛県のボードゲーム愛好家がおすすめのゲームについて簡単に紹介しているブログです。
今回はドラゴンの住む屋敷からきずかれないようにお宝を持ち出すことを目指すゲーム「クランク」について紹介したいと思います。
(本編)
・屋敷に眠るお宝を持ち帰れ。
ゲームの目的は屋敷内に忍び込みお宝を持ち帰ることです。
もちろん、お宝を手に入れることは容易ではなく屋敷に住むドラゴンにきずかれないように遂行しなくてはなりません。
このゲームのクランクというタイトルドラゴンが気づいてしまうかもしれないプレイヤーの足音のことを意味しています。
足音をできるだけ立てずお宝の獲得を目指しましょう。
・デッキ構築で突き進め。
このゲームのシステムはデッキ構築です。
デッキ構築とはプレイヤーのアクションを決めることになるカードのセット「デッキ」をプレイの中で自身の選択によってデッキに追加するカードを獲得していきより機能するデッキに更新していき勝利を目指すゲームなどのジャンルです。
屋敷の中はマス目上に広がっておりすごろくのように一マス図ずつ進んでいきます。
すごろくで行動力はサイコロを用いて表されますが、このゲームではデッキから引かれる5枚のカードに従って処理されます。
・スキル、行動力、攻撃力について。
カードを見てみると様々な情報が記されています。
個別の細かい効果は今回触れませんが、大きく分けて3つの要素に分けることができるので紹介します。
スキル スキルによって追加するカードを購入することができます。
共通のマーケットにあるカードを購入する要素がスキルです。
行動力 この要素の数分マス目を移動できます。
一部通行に特別な条件が伴う場所がありますがおおよそ足のマーク一つにつき行動力を一つ要します。
攻撃力 屋敷中と共通のマーケット上でモンスターと遭遇することがあります。
そのモンスターを倒すためには攻撃力が必要になります。
これらを駆使してお宝獲得を目指します。
・アーティファクトは一つまで。
屋敷を進むと様々な財宝を獲得していきます。
しかし、プレイヤーが獲得を目指しているのはお宝です。
ゲームの中でお宝をアーティファクトといいます。
この特別なお宝を獲得しなければ屋敷を出たとしても価値がありません。
つまり、アーティファクトを獲得して脱出することを目指さなければなりません。
このお宝は深部に行けば行くほど価値が上がります。
価値は低いが買えることが容易な方を選ぶか、深部に行ってより価値の高い方を選ぶかプレイヤーの腕次第です。
このお宝は一人一つまでしか獲得できません。
しかしながら、追加特別なアイテムによって二つ獲得できるようにもなりますので様々な戦略を立てる楽しみもあります。
・ドラゴンは気づかないわけがない。
順調にお宝を獲得していければいいのですがそうはいきません。
デッキの中には時々大きな物音を建ててしまうカードが混ざっています。
それが「クランク」と書かれているカードです。
このカードを使うと足音を立ててしまいます。
実際には足音を立てるごとに自分の担当色の木ゴマを特定の場所に置いていきます。
置いたその時は何も起こりません。
しかし、共通のマーケットにめくられるカードの中に無作為にドラゴンがやってくることがあります。
その時ドラゴンが特定数プレイヤーたちを攻撃するのです。
・物音をたてると攻撃を受ける。
ドラゴンの攻撃方法は指定の袋から中を見ないで特定回数木ゴマを取り出し攻撃します。
この時取り出された色の木ゴマに該当するプレイヤーがダメージを追ってしまいます。
先ほど「クランク」によっておかれた木ゴマはドラゴンの攻撃のタイミングで袋の中に入れられドラゴンに攻撃される確率を高めてしまうことになります。
ドラゴンの攻撃を特定数受けてしまうとプレイヤーは倒れてしまいゲームから離脱して敗北してしまいますのでできるだけ足音を立てず立ち回らなければなりません。
後ろに戻ることは簡単ですが、より大きな価値のある財宝を獲得して帰ることができるのは誰でしょうか。
カギを握るのはデッキとプレイヤーの手腕でしょう。
デッキ構築でお宝争奪ゲーム「クランク」でした。
今回も読んでいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。