0138【ボードゲームレビュー】「ハーフパイント・ヒーローズ」ポーカー+トリテ。
(はじめに)
こんばんは。
「しのボド」しのざきです。
このブログは愛媛県のボードゲーム愛好家がおすすめのゲームを簡単に紹介しているブログです。
今回はトランプゲームのポーカーの要素とトリックテイキングの要素を兼ね備えたゲーム「ハーフパイント・ヒーローズ」を紹介したいと思います。
(本編)
・ポーカー+トリテ。
トランプゲームのポーカーをご存じでしょうか。
五枚のカードを一回だけ任意の枚数好感して五枚の組み合わせで手役を作るゲームです。
また、トリックテイキングゲームはカードの数字を比べて高い数字が勝利し、プレイヤーはその勝利数を予測していくゲームです。
この二つの要素を組み合わせ、ポーカーを複数回して何回勝利できるかを予測して得点を獲得することを目指したゲームです。
・10試合の合計得点を競う。
具体的なゲームの流れは、一連の試合を10試合重ねその後の合計得点を競います。
試合の内容は次の通りです。
1.カードの分配
2.予測
3.賭け
4.プレイ
5.得点計算
1.カードの分配
ゲームで使うのはトランプとほぼ同じ情報のカードです。
少し違うのは種類が5種類あることです。
ゲームのユニークな点は毎回手札の枚数が変化することです。
試合の最初に山から1枚カードをめくります。
そのカードにこの試合に何枚の持ち札で戦うかが決定します。
さらに、試合中共通の場札がいくつか並んでいますが、この場札の枚数も最初にめくったカードの従った枚数になります。
2.予測。
ここで配られたカードをもとに自信が何回勝利できるかを予測用のに勝利数を記されたカードを用いて予測します。
勝利数を予測できたら予測カードを裏向きにして出し、同時に表向きにします。
3.賭け
この賭けでは、反対に勝利数予測を外しそうな他のプレイヤーに賭けをします。
予測を外したプレイヤーを見事当てれば追加の得点を得られます。
4.プレイ
いよいよ試合開始です。
ゲームはスタートプレイヤー順にカードを1枚以上出していきます。
出したカードでポーカー同様の手役を作りその強さを競い勝者を決めます。
ポーカーの手役については今回は詳しく説明しません。
ご了承ください。
ここでポイントとなるのは共通の場札も手役の材料として使えることです。
自身のカードと場札を絡めて役を作ることができます。
注意点は手札の出し方です。
勝利するために目いっぱい手札を使うことは必ずしもいいことではありません。
というのも、手札があるプレイヤーがいれば試合は終わらないからです。
もし、自身の手札がない状態で相手が小さい数字でも手札を残してたなら自信は試合放棄したことになりカードを持っているプレイヤーが無条件で勝利することになります。
そのため、ある程度の回数戦えるように持っているカードを小出しにしてうまく勝ち続けることも考えなければなりません。
5.得点計算
すべてのプレイヤーが手札を出し切ると試合終了です。
得点の計算方法はまず1勝利10点です。
次に、勝利数の予測を当てるとプレイ人数に応じた得点を得られます。
さらに、予測を外すプレイヤーを当てると20点獲得できます。
ここまでが通常の得点ですが例外が存在します。
例外の一つは喧嘩勝ちです。
喧嘩勝ちとは試合中3連続でポーカーに勝利したプレイヤーがいるとその時点で30点喧嘩ボーナスを獲得してその試合も即終了します。
そして、勝利していようと他のプレイヤーは得点0です。
次にこれは最終戦の得点計算ですが、試合の結果を見てスコアの〈予測を当てた試合〉、または〈喧嘩勝ちした試合〉が連続してあった場合その連続数分10点入ります。
最後に銃撃戦という概念があります。
銃撃戦とは、〈予測を当てた〉または(喧嘩勝ち)の試合を5回連続で成し遂げたプレイヤーは次の試合、銃撃戦という試合になります。
通常の試合と変わらない流れですがもしそのプレイヤーが予測を当てるか喧嘩勝ちすることができれば10試合を待たずして即ゲームに勝利します。
何もなければ通常の試合を10試合して最後のスコアで勝敗を分けます。
自身の勝利数をうまく把握する能力を必要とします。
しかし、土台はポーカーなので誰でも親しみやすく楽しめるパーティ要素もある面白いゲームです。
ぜひ遊んでほしいです。
今回も読んでいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
では。